ワックスを塗った床が滑る原因と直し方|ロウワックス・化学モップ・シリコーンのメーカー公式の案内
リンレイは、樹脂ワックスは塗布する床材によるものの、概ね塗布すれば滑りにくくなるとしています。 それでも滑る場合の原因として、ロウワックスのロウ分の残り、化学モップや家具用スプレーに含まれるシリコーンの付着、塗膜の劣化を挙げています。
原因によって直し方が違うため、まず塗ったワックスがロウワックスか樹脂ワックスかを確認してください。
滑る原因と直し方(リンレイの案内)
| 原因 | 直し方 |
|---|---|
| ロウワックスのロウ分が床の上に残っている | 上に残ったロウ分を水拭き・洗剤拭きなどで除去すれば改善に向かう。 |
| 化学モップの使用 | 「オール床クリーナー」を使った洗剤拭きなどで改善される。 |
| 家具用スプレー等のシリコーンの付着 | 同上。 |
| 塗膜がなくなってきた・はがれなどの劣化 | ワックスの塗り足しなどで改善される。 |
リンレイ「ワックス製品について」のよくある質問(トラブル対処法)の記載を表にしたものです。
ロウワックスと樹脂ワックスの違い
リンレイは、樹脂ワックスは樹脂塗装された表面に膜を張るタイプ、ロウワックスは塗装のない素材にロウをすり込ませて乾燥後にカラ拭きし、ロウを平らに磨いてツヤを出すタイプとしています。ロウワックスは塗装された面には使用できないとしています。
両者は性質が異なるため重ねて塗ることはできず、ロウワックスの上に樹脂ワックスを塗ることも、樹脂ワックスの上にロウワックスを塗ることもできないとしています。ロウワックスから樹脂ワックスに切り替える場合の扱いは、床材メーカーと施工会社に確認してください。
ワックスの種類の見分け方はワックスの種類と選び方をご覧ください。
滑らないワックスはあるか
リンレイは、PL法の関係で滑らないという断定表現はできないとしたうえで、同社で最も滑りにくい樹脂ワックスとして「滑り止め 床用コーティング剤」を挙げています。樹脂ワックスに滑り止め剤が配合されているものはないとしています。
| 項目 | 「滑り止め 床用コーティング剤」の公式の表示 |
|---|---|
| 液性・成分 | 水性(樹脂系)/合成樹脂(ウレタン樹脂、アクリル樹脂)、水 |
| 正味量・使用量の目安 | 250mL(約15畳分)、500mL(約30畳分) |
| 用途 | フローリング床(樹脂塗装された木製の床)の滑り止め・ツヤ出し |
| 使えないもの | 油加工された床(オイルステイン、ロウ仕上げ等)、シリコーンタイプやロウタイプのワックスを使用した床、他社製コーティング剤を使用した床、塗装されていない床(白木床等)、ウルシ等特殊な床、土足で歩く床、石床、ビニール製の床 |
| 塗布間隔の目安 | 6ヶ月程度(使用環境により異なる)。2年に1回程度、「オール床クリーナー」で落としてから塗り直すことを勧めている |
| 乾燥 | 約30分。犬は作業開始から塗膜が完全に乾くまで歩かせない |
リンレイは、化学ぞうきんやツヤ出し成分を含む洗剤を使うとムラになったり滑り止め効果に影響が出たりするため、使用しないよう案内しています。床材メーカーが推奨ワックスを指定している場合は、その案内を優先してください。
よくある質問
リンレイは、ロウワックスは上に残ったロウ分が流動して滑りやすくなるとしています。樹脂ワックスは、化学モップの使用や家具ワックスのようなスプレー中のシリコーンの付着などの二次要因により滑る場合があり、塗膜がなくなってきたり、はがれなどで劣化すると滑りやすくなる場合もあるとしています。
リンレイは、ロウワックスは上に残ったロウ分を水拭き・洗剤拭きなどで除去すれば改善に向かうとしています。樹脂ワックスの場合は「オール床クリーナー」を使った洗剤拭きやワックスの塗り足しなどで改善されるとしています。
リンレイは、ロウワックスについて、階段は滑りやすく危険なため塗布しないよう案内しています。
出典・確認先
- 株式会社リンレイ「ワックス製品について」のよくある質問(2026年11月2日確認)
- 株式会社リンレイ「滑り止め 床用コーティング剤」(家庭用製品・ペット関連)(2026年11月2日確認)
掲載内容は確認時点の公式情報にもとづきます。料金・保証・お手入れ方法は変更される場合があるため、ご利用前に各社の公式サイトにて最新情報をご確認ください。