オフィスの床清掃|カーペット洗浄・6か月以内ごとの大掃除と料金表の例
オフィスの床は、執務室や共用部のカーペットが中心です。ワックスメーカーのリンレイは、オフィスの使用場所として専用部カーペット・共用部カーペット・サーバー室などを挙げ、カーペットのシミ取りや静電気対策の業務用製品を案内しています。
延べ面積が一定以上のオフィスビルは、ビル管理法の特定建築物として、大掃除を6か月以内ごとに1回行うことが施行規則で定められています。テナントとして入居している場合は、ビルの管理会社が行う清掃と、自社で頼む清掃の範囲を先に確認します。
ビル管理法で定められている清掃
建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則 第四条の五は、清掃について次のように定めています。
「令第二条第三号イに規定する掃除は、日常行うもののほか、大掃除を、六月以内ごとに一回、定期に、統一的に行うものとする。」
対象となる特定建築物は、同法施行令 第一条で、興行場、百貨店、集会場、図書館、博物館、美術館、遊技場、店舗、事務所、学校教育法第一条の学校など以外の学校(研修所を含む)、旅館の用途に使う部分の延べ面積が3,000平方メートル以上の建築物(専ら学校教育法第一条の学校などに使う建築物は8,000平方メートル以上)と定められています。
小規模な事務所は対象外の場合がありますが、清掃の頻度を決める際の目安になります。ビルの清掃計画は管理会社が把握しています。
場所ごとの床材と業務用製品(リンレイ)
| 場所・課題 | リンレイの案内 |
|---|---|
| 専用部カーペット・共用部カーペット | カーペットのシミ取り洗浄剤、エクストラクション用クリーナー、カーペット防汚剤、静電防止剤、タイルカーペット専用スイーパーなどを案内しています。 |
| サーバー室 | 「ノンスタック 18L RECOBO」。静電防止タイルや帯電防止床シートが敷設されるスペースに向けた帯電防止ワックスで、データセンター、電子機器の組み立てフロアなど、静電気トラブルの起きやすい場所で使用できるとしています。 |
| ビニル床・石床・フローリング | フロアケア製品として、石質系床材用樹脂ワックス、フローリング用高密着樹脂ワックス(ハイテクフローリングコート)、高濃度樹脂ワックスなどを挙げています。 |
リンレイ業務用サイトの「オフィス」のページでは、デスク・キャビネット、ガラス・窓、トイレ・洗面所、エレベーターなども使用場所として挙げられています。
業者の料金表の例(ワクスクリーン)
ワクスクリーンは、法人向けの床面清掃の対応施設としてビル・オフィス・商業施設・官公庁施設などを挙げ、定期的な通常洗浄と、塗り重ねたワックスを剥がす剥離洗浄を行うと記載しています。公式の価格表は次のとおりです。
| 面積 | カーペット洗浄 | 床面洗浄ワックス | 床面剥離洗浄ワックス |
|---|---|---|---|
| 〜50m² | 20,000〜35,000円 | 18,000〜30,000円 | 25,000〜40,000円 |
| 〜100m² | 25,000〜40,000円 | 20,000〜35,000円 | 30,000〜50,000円 |
| 101m²〜500m² | 180〜300円/m² | 170〜250円/m² | 300〜450円/m² |
| 501m²〜1000m² | 130〜250円/m² | 130〜200円/m² | 250〜400円/m² |
| 1001m²〜 | 要お見積り | 要お見積り | 要お見積り |
価格は税別。汚れ具合・作業範囲・作業のしやすさで価格が変動すると記載されています。対応エリアは大阪を中心に兵庫・京都・奈良・和歌山・滋賀の関西2府4県です。
業者に依頼するときに伝えること
- カーペット・ビニル床など床材ごとの面積と、図面の有無
- 作業できる時間帯(夜間・休日)と、ビルの管理規約で決められた作業条件
- デスク・キャビネットなどを動かす範囲と担当
- サーバー室など静電気の管理が必要な場所の有無
- ビルの管理会社が行う定期清掃と、自社で依頼する作業の分担
見積もりの比べ方は店舗・事務所の床清掃、カーペットの洗浄はカーペットクリーニングをご覧ください。
よくある質問
建築物における衛生的環境の確保に関する法律(ビル管理法)の対象となる特定建築物では、施行規則で「日常行うもののほか、大掃除を、六月以内ごとに一回、定期に、統一的に行うものとする」と定められています。事務所の用途に使う部分の延べ面積が3,000平方メートル以上の建築物などが特定建築物にあたります。
公式に料金表を出している例として、ワクスクリーン(大阪府堺市)のカーペット洗浄は50m²までで20,000〜35,000円、100m²までで25,000〜40,000円、101〜500m²は1m²あたり180〜300円(いずれも税別)です。
静電気の管理が必要な床では、専用の製品が使われます。ワックスメーカーのリンレイは、静電防止タイルや帯電防止床シートが敷設されるサーバールームなどに向けて、導電性ポリマー配合の帯電防止ワックスを業務用に案内しています。床材の仕様と管理条件を業者に伝えてください。
出典・確認先
- e-Gov法令検索「建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則」第四条の五(2026年11月1日確認)
- e-Gov法令検索「建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令」第一条(2026年11月1日確認)
- リンレイ「オフィス」(施設・使用場所から製品を探す)(2026年11月1日確認)
- リンレイ「ノンスタック 18L RECOBO」(2026年11月1日確認)
- ワクスクリーン「床面清掃」(2026年11月1日確認)
- ワクスクリーン「価格表一覧ページ」(2026年11月1日確認)
掲載内容は確認時点の公式情報にもとづきます。料金・保証・お手入れ方法は変更される場合があるため、ご利用前に各社の公式サイトにて最新情報をご確認ください。