東リの床材のお手入れ|フロアタイル・クッションフロアのワックス要否
東リ株式会社の床材FAQでは、複層ビニル床タイル(フロアタイル)はワックス塗布推奨品と、ワックス塗布が不要な製品に分かれるとされています。 ただし推奨品でも、住宅内のように土足で使用しない部位では、必ずしもワックスを塗布する必要はないとしています。
クッションフロアは、住宅内は土足ではないので基本的にワックスは不要とされ、使う場合は床用の樹脂ワックスをすすめています。このページでは、東リ公式の床材FAQをもとに、床材ごとのワックスの扱いと掃除の注意点を整理しています。
床材ごとのワックスの扱い
| 床材 | 東リの案内 |
|---|---|
| 複層ビニル床タイル(ワックス塗布推奨品:例 ロイヤルストーン・ロイヤルウッド) | ワックスを塗ることで汚れをつきにくく、ついた汚れを拭き取りやすくできるため、ワックスを塗る必要があるとしています。メーカー推奨品(Uワックス等)以外でも、ビニル床材用の樹脂ワックスであれば使用できるとしています。住宅内のように土足で使用しない部位では、必ずしも塗布する必要はないとしています。 |
| 複層ビニル床タイル(ワックス塗布が不要な製品:例 イークリンNW-EX、タフテックタイル) | モップや雑巾を使用した日常的な清掃で美観を維持できるとしています。 |
| クッションフロア | 住宅内は土足ではないので基本的にワックスは不要。どうしても使用したい場合は床用の樹脂ワックス(例:ニューFBワックス)をすすめ、油性ワックスやカーワックスは床が滑りやすくなるだけでなく表面を損ねるおそれがあるため使わないよう案内しています。 |
| ゴムタイル(プラート) | 半樹脂のゴムタイル用ワックスを使用し、ワックスを剥がす場合は推奨品のリムーバーを使うよう案内しています(推奨品以外のリムーバーはゴムを劣化させるとしています)。 |
クッションフロアの日常の掃除
- ふだんは掃除機をかけたり、雑巾で水拭きする程度で十分としています。
- 汚れがひどいときは、水で薄めた中性洗剤で拭き取ってから、洗剤分が残らないように固く絞った雑巾で水拭きします。洗剤分が残っていると後日変色することがあるとしています。
- 調理の油などで床がべたべたする場合は、お湯に中性洗剤を溶かして固く絞った雑巾で拭きます。こびりついた汚れは、プラスチック床用・ビニル床用などと表示のある床用クリーナーや家庭用洗剤を希釈して使い、洗剤分を拭き取ります。
クッションフロアにワックスをかける場合
汚れを落としてからワックスがけを行います。
ワックスは直接床にまかず、少量を乾いた布にとって薄くのばしていくのが基本としています。塗りだまりができないよう注意します。
乾く前に歩いたり家具を置いたりすると、跡が残ったり、傷や汚れの原因になるとしています。
変色を防ぐための注意(ゴム汚染)
東リは、ある種のゴム製品に接すると、その成分がビニル床材に移行して変色する「ゴム汚染」が起きることがあるとしています。滑り止めマット、椅子の脚カバー、ワゴンや家具のキャスター、家具のオイルステン、床下の防蟻剤などが原因になるおそれがあり、ゴム製品を使う場合は床材との間に紙や布などを一枚挟むよう案内しています。
ゴム汚染は床材の内部に成分が浸透して発生するため、後から取り除くことはできないとしています。
スチームクリーナー・浴室床(バスナ)
- ビニル系の床材へのスチームクリーナー:100℃程度の温熱や水、圧力が長時間あたると変色や変形のおそれがあり、積極的にはすすめていません。
- 浴室床のバスナシリーズ:浴室用洗剤、カビ除去剤など市販の洗剤の用法を守り、スポンジなどの柔らかいもので清掃するよう案内しています。金属たわし・クレンザーなど研磨力の強い清掃用具は傷がつくおそれがあるため使わないとしています。
業者に頼む場合
フロアタイルのワックスがけや剥離洗浄を業者に頼む場合は、床材の商品名(ワックス塗布推奨品か、不要な製品か)を伝えておくと、作業の要否や使うワックスを相談しやすくなります。ワックス塗布が不要な製品では、ワックスをかけない日常清掃が案内されています。
フロアタイルの判断はフロアタイルにワックスは必要か、トイレ・洗面所の床はトイレ・洗面所の床のお手入れもご覧ください。
よくある質問
東リは、複層ビニル床タイルにはワックス塗布推奨品(例:ロイヤルストーン・ロイヤルウッド)とワックス塗布が不要な製品(例:イークリンNW-EX、タフテックタイル)があるとしています。推奨品でも、住宅内のように土足で使用しない部位では、必ずしもワックスを塗布する必要はないとしています。
住宅内は土足ではないので、基本的にワックスは不要としています。どうしてもワックスを使用したい場合は、床用の樹脂ワックス(例:ニューFBワックス)をすすめ、油性ワックスやカーワックスは使わないよう案内しています。
熱が瞬間的にあたる程度ならさほど影響はないものの、100℃程度の温熱や水、圧力が長時間あたると変色や変形のおそれがあり、スチーム洗浄を積極的にすすめるものではないとしています。
出典・確認先
- 東リ 床材FAQ「複層ビニル床タイルのメンテナンスでは、ワックスが必要でしょうか」(2026年11月1日確認)
- 東リ 床材FAQ「クッションフロアのお手入れ方法について」(2026年11月1日確認)
- 東リ 床材FAQ「ゴムタイル(プラート)にぴったりのワックスは?」(2026年11月1日確認)
- 東リ 床材FAQ「クッションフロアが変色したときの対応策は?」(2026年11月1日確認)
- 東リ 床材FAQ「バスナの清掃方法を教えてください」(2026年11月1日確認)
- 東リ 床材FAQ「ビニル系の床材にスチームクリーナーは使えますか」(2026年11月1日確認)
掲載内容は確認時点の公式情報にもとづきます。料金・保証・お手入れ方法は変更される場合があるため、ご利用前に各社の公式サイトにて最新情報をご確認ください。