床メンテナンス110番

田島ルーフィング(タジマ)の床材のお手入れ|製品別メンテナンスの見方

田島ルーフィング株式会社は、床材サイトで製品(シリーズ)ごとのメンテナンスページを公開しています。各ページには「月間管理」「年間管理」「都度実施」のメンテナンスサイクルと、初期・日常・定期の作業方法が示されています。

ワックスで管理する床タイル(ウッドライン、ナチュラインなど)と、ワックスなしで管理する「NW」の付く製品、ワックスをすすめない防滑シート、専用のワックスが必要な機能性床材とで扱いが分かれます。このページでは、公式のメンテナンスページをもとに、その違いを整理しています。

このページは田島ルーフィングの床材サイト「メンテナンス」の製品別ページ(2026年11月1日確認)をもとにしています。主に店舗・施設向けの床材で、作業方法の多くはメンテナンス業者向けとして示されています。

床材のタイプ別のメンテナンスの扱い

タイプ(製品の例)ワックスの扱いメンテナンスサイクル(公式表示)
コンポジションビニル床タイル(Pタイル classic/modern/Muji、ナチュライン、ウッドクラフト、テラーノほか)ワックスメンテナンスしやすく、使い込む程ワックスがなじみ長持ちするとしています。月間管理 1〜2回/2ヶ月、年間管理 1〜2回/2年、都度実施は汚れがこびりついた場合・光沢が落ちた場合
複層ビニル床タイル(ウッドライン、マティル、デニムフロアFT)表面洗浄とワックス再塗布を定期的に行うとしています。施工初期はワックスの密着性が悪い場合があり、この間はメンテナンス回数を増やすよう案内しています。月間管理 1〜2回/2ヶ月、年間管理 1〜2回/2年
ノーワックスメンテナンス品(ウッドラインNW、マティルNW、デニムフロアFT NW、レイフラットタイル ノーワックスほか)表面に特殊高耐久UV樹脂コーティング加工。ノーメンテナンス品ではないため、防塵マットの設置・洗浄作業などの日常清掃は必要としています。月間管理 1〜2回/2ヶ月(年間管理の表示なし)、都度実施は汚れがこびりついた場合・部分的に光沢が落ちた場合
低光沢の床タイル(モルタライク)ワックスを使う場合はマットタイプのワックスを選び、ノーワックスの場合は日常清掃と表面洗浄で管理するとしています。月間管理 1〜2回/2ヶ月、年間管理 1〜2回/2年
防滑性のある床シート(ビュージスタ、インレイドミックス、クリナ、SRシートほか)ワックスは防滑性を損ねる・低下させる場合があるため、ワックスを使わないメンテナンスをすすめています(ビュージスタはワックス類が紫外線で劣化する懸念も記載)。月間管理 1〜2回/2ヶ月
機能性床材(帯電防止のセイデンタイルC・セイデンフロア、導電フロア、抗菌移動荷重用フロアほか)通常のワックス類は性能を阻害するため使用できず、その性能を有するワックスを使うよう案内しています。月間管理 1〜2回/2ヶ月、年間管理 1〜2回/2年

「月間管理」「年間管理」「都度実施」は、田島ルーフィングのメンテナンスページの表示どおりです。

ワックスで管理する床タイルの作業(ウッドラインの例)

1
初期メンテナンス(メンテナンス業者)

接着剤が完全硬化したら、床用洗浄剤を水で希釈してポリッシャーで全面洗浄し、すすいでモップで3回以上水拭き。乾燥後に樹脂ワックスを2〜3層塗布します。

2
日常メンテナンス(建物利用者)

出入口に防塵マットを敷いて土砂の持ち込みを抑え、ダスターモップや掃除機で土砂を除去。固絞りの水拭きモップで汚れを拭き取ります。

3
定期メンテナンス

床専用洗浄液で洗浄後、乾燥させてワックスを1層塗布します。1〜2回/2ヶ月が目安としています。

4
特別メンテナンス(剥離再塗布)

皮膜全体が劣化した場合、剥離剤でワックスを完全に除去した後、2〜3層再塗布します。1〜2回/2年が目安としています。

ビニル系床材に用いられるワックス剥離剤は、普通pH13前後の強アルカリ性で、皮膚につくとやけどやかぶれのおそれがあるとしています。保護具を着用し、剥離洗浄時は滑りにも注意するよう案内しています。

NW(ノーワックス)品の作業(ウッドラインNWの例)

初期メンテナンスは、接着剤の養生期間(アクリル樹脂系14日以上、ウレタン・エポキシ樹脂系7日以上)が経過してから洗浄・すすぎ・水拭きを行い、乾燥させます。ワックスの塗布は手順に含まれていません。

日常の手入れは、ダスターモップや掃除機で土砂を除去し、固絞りモップで水拭きするのが基本としています。ワックスがけは不要で、定期的な表面洗浄(1〜2回/2ヶ月が目安)で美観を維持できるとしています。ノーワックス品に通常のワックスを塗布すると、色・光沢・表層性能が変化することがあるとしています。

住宅で使う場合の考え方

田島ルーフィングのメンテナンスページは、主に店舗・施設での運用を前提にした作業方法と周期を示しています。住宅のフロアタイルの扱いについては、東リが「住宅内のように土足で使用しない部位では、必ずしもワックスを塗布する必要はない」としているように、メーカーや製品によって案内が異なります。お使いの製品名でメンテナンスページを確認し、分からない場合は田島ルーフィングか施工店に確認してください。

東リの案内は東リの床材のお手入れ、Pタイル・長尺シートの業者メンテナンスはPタイル・長尺シートのワックスと剥離洗浄をご覧ください。

よくある質問

タジマのビニル床タイルは、どのくらいの頻度でワックスをかけますか?

田島ルーフィングの製品別メンテナンスページでは、ウッドライン・ナチュラインなどワックスメンテナンスの製品について、月間管理(表面洗浄とワックス塗布)が1〜2回/2ヶ月、年間管理(剥離して再塗布)が1〜2回/2年、汚れがこびりついた場合や光沢が落ちた場合は都度実施と示しています。

「NW」と付く製品にワックスは必要ですか?

ウッドラインNW・マティルNWなどのノーワックスメンテナンス品は、表面に特殊高耐久UV樹脂コーティング加工を施しているとしています。ウッドラインNWのページでは、基本的にワックスは不要で、通常のワックスを塗ると色・光沢・表層性能が変化することがあるとしています。ノーメンテナンス品ではないため、日常清掃は必要としています。

ワックスを使わないよう案内されている床はありますか?

防滑性のある床シート(ビュージスタ、クリナ、SRシートなど)は、ワックスが防滑性を損ねる・低下させる場合があるとして、ワックスを使わないメンテナンスをすすめています。帯電防止・導電・抗菌などの機能性床材は、通常のワックスは性能を阻害するため使えず、その性能を有するワックスを使うよう案内しています。

出典・確認先

掲載内容は確認時点の公式情報にもとづきます。料金・保証・お手入れ方法は変更される場合があるため、ご利用前に各社の公式サイトにて最新情報をご確認ください。

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