床メンテナンス110番

床クリーニングを業者に頼むと何をしてもらえるか|洗浄・ワックス・剥離の作業内容

ハウスクリーニング業者の床のメニューは「フロアクリーニング」「床ワックス」「洗浄ワックス」「剥離」など名前がさまざまですが、 中身は除じん・洗浄・ワックス塗布・剥離という作業の組み合わせです。 このページでは、各社の公式メニューに記載された作業の流れをもとに、何をしてもらえるのか、依頼前に何を確認すればよいかをご説明します。

床クリーニングは4つの作業の組み合わせです

作業内容主な目的
除じん掃除機やモップで床のほこり・砂を取り除きます。洗浄やワックスの前に、傷の原因になる砂ぼこりを除く
洗浄床材に合わせた洗剤と機材で汚れを浮かせ、汚水を回収します。日常の掃除で落ちない黒ずみ・皮脂汚れを落とす
ワックス塗布乾燥させた床にワックスを塗り、保護の膜をつくります。ツヤを出し、汚れや細かな傷から床を守る
剥離剥離剤で古いワックスを取り除きます。洗浄・ワックス塗布と組み合わせて行います。黒ずみや厚塗りで状態が悪くなったワックスをリセットする

剥離が必要かの判断は剥離洗浄をすすめられたときの判断で解説しています。

各社の公式メニューに記載された作業の流れ

同じ床のクリーニングでも、メニュー名と含まれる作業は会社によって異なります。公式サイトに記載された作業内容の例は次のとおりです。

会社・メニュー公式サイトに記載された作業内容
ダスキン「フロアクリーニング」床材に合わせた薬剤と資器材で洗浄し、浮き上がった汚れ・洗剤分・水分を回収したあと、専用の資器材でワックスを塗布して仕上げます。フローリング・クッションフロアなどに対応しています。
くまハウス「床ワックス掛け」除じん、洗浄(アルカリ水)、乾燥、ワックスがけの順に行います。家具移動は別途見積もりです。
PVSクリーニング「洗浄ワックス」床全体の拭き掃除・掃除機がけと、ワックス塗布(または剥離ワックス)を行います。
クリーンクルー「床(フローリング)ワックス」ワックス作業には、床洗浄または床剥離の作業が必要と記載されています。

出典:各社公式サイトの床クリーニングページ(2026年10月17日確認)。作業内容は変更される場合があります。

このように、ワックスがけのメニューに洗浄が含まれている会社と、洗浄や剥離を別のメニューとして組み合わせる会社があります。料金を比較する際は、同じ作業内容どうしで比べることが大切です。

依頼前に確認したい事項

1
対象の床材を伝える

フローリング、クッションフロア、タイルなど床材によって使う洗剤やワックスが異なります。ワックス不要の床材の場合は、洗浄のみを依頼できるかを確認します。

2
メニューに含まれる作業を確認する

除じん・洗浄・ワックス塗布・剥離のうち、どれが料金に含まれ、どれが別料金かを確認します。

3
家具の移動の扱いを確認する

家具の移動が料金に含まれるか、別途見積もりかは会社によって異なります。移動できない家具がある場合は事前に伝えます。

4
作業時間と乾燥時間を確認する

作業後はワックスが乾くまで床を歩けない時間があります。作業時間の目安と、部屋を使えるようになるまでの時間を確認します。

クリーニングで対応できないこと

床クリーニングは、表面の汚れやワックスの状態を整える作業です。次のような症状は、洗浄やワックスでは改善しないことがあり、別の作業や相談先が必要になります。

  • 床材自体のへこみ・えぐれ傷・欠け(傷補修の対象)
  • 日焼けによる色あせや、ゴム製品による変色など床材そのものの変色
  • 床材のふくらみ・反り・きしみなど、下地や湿気が関係する症状
  • 表面の木の層まで達した広い傷(研磨や張り替えの検討が必要)

症状ごとの相談先は床の気になる症状は何が原因か、研磨についてはフローリングの研磨をご覧ください。

料金を比べるときの考え方

床クリーニングの料金は、面積の単位(畳・帖・平方メートル)、含まれる作業、税込・税別の表記が会社によって異なります。単位をそろえ、同じ作業内容で比べることで、実際の差が分かりやすくなります。

各社の公式料金表の比べ方は床ワックスがけの料金を公式料金表で比べるで解説しています。

出典・確認先

掲載内容は確認時点の公式情報にもとづきます。料金・保証・お手入れ方法は変更される場合があるため、ご利用前に各社の公式サイトにて最新情報をご確認ください。

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